ジャニーズWEST/星の雨MVの個人的考察3(ラスト)
※以下には漫画「雪女と蟹を食う」のネタバレが含まれます。
今回はサビとOPEN/CLOSEの話です。
前回の続きでラスサビのことを少し。
ラスサビではベッドに生活感が戻っています。
ここから雪蟹がハッピーエンド(北さんも彩女も生きることを選ぶ結末)であることが伝わるのかなと思いました。
そしてサビの撮り方についてです。
全体と重岡さんの撮り方。
1サビはフェードアウト、ラスサビはズームする形でMVが撮られています。
ここからも、反転がテーマなんだなと感じられますね。
引っ張った割にサビの話が薄い気がしますが、ここからOPENとCLOSEの話です。
これは難しい。
これらの文字が出てくるタイミングについて整理します。
OPEN(ObEN)(冒頭濵田さん倒れている時)
→CLOSE(藤井さん車中)
→OPEN(1サビ)
→CLOSE(落ちサビ濵田さん倒れている時)
→CLOSE(ラスサビ)
結論ですが、
OPEN=夢、CLOSE=現実
と当てはめる解釈にたどり着きました。
まず「夢から覚める」という歌詞で倒れているため、そこで夢から現実に戻っているというのは納得。
しかしそうすると「あれ?冒頭の濵田さんのシーンOPENだけど?現実じゃなくない?」という壁にぶち当たり悩みました。
そこでここはOPENではなくObEN、北へという扱いで良いのではないかと考えました。
反転などしているのはこの場面だけですし。
こうしてこの問題は解決。
次にぶちあたった問題は、
「最後に目を瞑る演出があるため、ラスサビを現実とすると最後は夢の状態で終わってしまう」というものでした。
原作では北さんが苦しい夢を見た後うなされて起きるシーンがありましたよね。
このMVはそのような夢を乗り越え、現実を受け入れて進んでいくという最後であると解釈しています。
よって夢で終わるのは自分の解釈と合わないのです。
ですが、これも解決しました。
冒頭で夢から現実に行く時、重岡さんは倒れていますよね。
一方最後は目を瞑るだけで倒れていません。
よって夢との行き来はなく、現実のままなのでは?
夢で見ていたあの星を思い出しているだけで、思い出として落とし込めたという演出なのでは?
という結論に至りました。
この話に関してもう一つ。
調べると、
OPEN=広々とした場所
CLOSE=路地、狭い通り
という意味があるということが分かりました。
ここから「旅の途中で色々な道を通っている」ということを表している可能性もあるのかなと。
あ、考察終わりました。
終わり方下手かよ。
これから上手くなるように頑張りたいところです。
とにかく何度もMVを見返して調べものして沢山考えました。
まだ分からないところもありますが、今の私にはこれが限界です.....
また時間がある時に原作を見返すなどして考えられたらと思います。
ふと時計を見ると、7月が始まっていました。
今年早すぎますね。(毎年言ってる)
ついにドラマが始まります! 楽しみですね!
今年の夏は北さんと彩女さんの旅にどっぷり浸りたい。
そのために現実も見て頑張らないと。(震える)
今更ですが、彩女さんずっと呼び捨てでごめんなさい。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!